日時:2010年3月4(木)16:00-17:30
場所:国連大学 5階(エリザベス・ローズ国際会議場)
主催:国連大学
3月4日(木)に国連大学で、「国連のアカウンタビリテイーの強化:地球市民社会の役割」と題した国連大学公開講座が開催されました。 スピーカーは、国連大学から出版された「Envisioning Reform: Enhancing UN Accountability in the 21st century」の編集者である久山純弘国連大学客員教授です。 また、コメンテーターとして、所長の池上と功刀達朗氏(国連大学高等研究所客員教授)が参加しました。 池上は、市民社会活動の事例として「お母さんの命を守るキャンペーン」 をご紹介しました。
現在、世界は様々な地球規模の課題に直面しており、それらの問題を解決するためのグローバル・ガバナンスが益々重要となっています。 そうした中、国連の果たすべき役割についての期待感も高まっていますが、そのような期待に応えるには、国連自身が効率的かつ効果的な存在(行為主体)となることが必要条件であり、国連(諸機関)のアカウンタビリテイーの強化が、国連改革の一環として注目されています。
このような状況を踏まえ、本講座では、国連のアカウンタビリテイーの強化と、とりわけ地球市民社会の役割について参加者の方々と一緒に考えました。
<プログラム>
●16:00-16:05 テーマ及び講師紹介
高橋一生(国連大学客員教授)
●16:05-16:45 講演「国連のアカウンタビリテイの強化:地球市民社会の役割」
久山純弘(国連大学客員教授)
●16:45-17:15 コメント
(1)池上清子(国連人口基金東京事務所長)
(2)功刀達朗(国連大学高等研究所客員教授)
●17:15-17:30 自由討論
●17:30- 懇親会